お宮参りに着用する男の子の産着です。
こちらは珍しい富士山の柄になります。
以前は男の子の産着の色と言えば黒や紺が多く
柄も兜や鷹が伝統的な柄として一般的でしたが
最近では色も柄もバリエーションが増え、選ぶ楽しみが増えてきました。
男の子の産着にはその家の家紋を入れます。
そのため少しお時間を頂戴いたします。
またお客さまの中には、お父さまが着用された産着を今度は自分の息子に、という方もいらっしゃいます。
保存状態がよければ、二代続けて着用できます。
産着は一つ身と言って背縫いがなく幅の狭いものになりますので
七五三で着用する時には小さくなります。
地域の風習やご兄弟との関係で三歳で産着をお召しになられる場合もありますし、
五歳でお召しになる時はお子さまの成長によっては、もっと小さくなってしまいますので
本来なら四つ身を着用されるのがよいですが、
せっかく、持っていらっしゃるまたは新調された産着をお使いできるように、産着の上から羽織を着て、袴を履きます。
生まれて初めての外出行事になるお宮参り。
一生に一度の記念日、ご家族の良き思い出となりますように
弊店もそのお手伝いができれば幸いでございます。